ファーストサインとは ・・・?

「赤ちゃんだって、お話ししたい!」

赤ちゃんは、未知の世界を探検しながら、世の中はどんなものがあるのか、そして、どんな仕組みになっているのかを学んでいきます。また、お父さんやお母さんと一緒に、喜びや悲しみ、恐れや驚きなど、色々な気持ちを味わったり、経験を積み重ねながら毎日を過ごしています。赤ちゃんは、いつも好奇心いっぱいで、人とお話しするのが大好きです。だれかと話したいと望んでいるのです。それは、話すことは心をかよわすすべだからです。

そうした、赤ちゃんの話したい気持ちを表現するのが、「ファーストサイン」なのです。

おしゃべりをしようと頑張っている赤ちゃんに、ファーストサインを伝えてあげましょう!そうすれば、赤ちゃんは、周りの人達に、自分の目に映る世界、自分の感情、要求などサインを通して伝えてくれますし、さらに、赤ちゃんの世界がどんどん広がっていきます。そして、何よりファーストサインを使ったコミュニケーションで培われた親子の愛情と強い絆は、一生の宝物となるでしょう。

 

ファーストサインの目的・効

目的

・親の育児ストレスの解消・親子の強い絆を作る

・コミュニケーション能力を育てる

・心豊かな人間と社会を作る

 

効果

  意思の疎通がスムーズになり、親子のストレスが解消される

赤ちゃんは泣くという方法で沢山の事を要求します、お腹がすいた、痛い、熱い

寂しい、つまらないなどの全ての感情が泣くことで表現されています。意思を上手に伝えられない、一生懸命伝えているのに分かってあげられないというすれ違いが生まれ、ストレスに感じる事があるかと思います。

ファーストサイを使うことで、赤ちゃんは意思を伝える事ができ、ママも赤ちゃんの要求が分かってあげられる事で親子のストレスが解消されます。

 

  人との関わりが好きになる

コミュニケーションというと、会話や対話と考える方が多いかと思いますが、産まれたばかりの赤ちゃんは添い寝や抱っこといった体の触れ合いを通して身体コミュニケーションを取っています。

ママとの触れ合いを嫌う赤ちゃんはいません。

また、赤ちゃんとの触れ合いを嫌うママもいません。

ファーストサインも同じ事が言えます。

赤ちゃんはママの嬉しそうな顔や楽しそうな顔が大好きですから

ママが楽しく実践する事で赤ちゃんもファーストサインが楽しく、大好きになります。ファーストサインを使うことで親子のコミュニケーションがしっかり取れ、コミュニケーション能力を育みます。

 

  聞く力を伸ばす事ができる

最近幼稚園や小学校で先生の話を聞かない子供達が増えています。

一言で言ってしまえば集中力、注意力が欠けている、という事です。

これは会話や声を聞くことは楽しいという

メッセージが伝わっていない事が原因と言われています。

声を聞く為には「聞く」という能力が必要になります。ファーストサインで人との関わりが好きになった赤ちゃんは、同時に声を聞く事も好きになっています。そのためコミュニケーションの中で聞く力をぐんぐん伸ばしています。

ファーストサインを通じて、語りかけを行う習慣を今からつけることが出来ます。

 

  脳の発達を促す

脳はさまざまな刺激で活性化されます。

ベビーマッサージによる皮膚刺激もそのひとつですが

指先や手先を使うファーストサインでも脳は活性化されます。

なぜ皮膚刺激や手先の動きが脳の活性化につながるかはレッスン②でお話しします。

 

  話し言葉の発達を促進する

ファーストサインは話し言葉のように文法はありませんが

ひとつの言葉を利用した立派な言語です。

目でみることから「視覚言語」といわれています。

赤ちゃんは成長する過程で自然と言葉を習得していきますが、ファーストサインを育児に取り入れることで日々、言語を触れ合っている状態になり、話し言葉の習得を助長します。

 

  赤ちゃんの変化にいち早く気付くことができる

ファーストサインには「痛い」があります。例えば身体のどこかが痛くて赤ちゃんが

泣いていても、ママはお腹がすいたのかな?

眠いのかな?と考えるかもしれません。

でも、もし赤ちゃんが「痛い」のサインをいていたらどうでしょうか?

ママは赤ちゃんの異変に気付いてあげることが出来ます。

私たちの身の回りには赤ちゃんにとって危険なものがたくさんあります。

また「熱い」「ダメ」などのサインを使うことで

赤ちゃんを事前に危険から回避させる事も出来ます。

 

  相手を思いやり人格を尊重し合える関係を築くことができる

ファーストサインを使ってコミュニケーションを取ると、想像以上に赤ちゃんが物事を理解していることに気付きます。どんなに小さくても自我があり、一人の人間としての思いやりをもって接する事が大切です。赤ちゃんが嫌がる事は避けましょう。

  そして、このコミュニケーションスタイルが親子ともに相

  手の人格を 尊重することに繋がります。